ドラえもん のび太の鉄人兵団 感想・ネタバレ わたしはメカトピアの天使になるの

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Doraemon: Nobita's Iron Legion映画ドラえもん

鈴林です。

はーーーーー何度観ても面白い。楽しい。

ドラえもんの映画は楽しいから本当に好きだ…。

コミックス読んでてもそれでも映画を観たくなる不思議。

この映画はジャイアンが珍しくのび太に暴力的ないじめをほぼしてこない珍しい映画じゃないかしら。

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ドラえもん のび太の鉄人兵団

わたしはメカトピアの天使になるの

今観ても泣けてくる展開。

アダムとイブではなく、人間に絶望した博士は無人の星でアムとイムというロボットを作り「天国」を星に築くように命令した。

襲い来る鉄人兵団をなんとかするためにメカトピアの始まりの頃にまでさかのぼってロボットたちの「神様」にお願いするなんてタイムマシンが無いとどうにもできない解決方法だ。

神様であるあの博士に信じてもらうのは大変だっただろうけど、しずかちゃんとリルルの言っていることから嘘ではないことがわかったんだろうな。

博士は病気か何かで体力が無いから、リルルが自らの手で自分が消えるように設定を変えるのは悲しい。

でもリルル自身は誇らしげにやっている。それがまた悲しい。

リルルがやり遂げたことで、リルルは消えてしまって…しずかちゃんが号泣するのを博士も聞いていてつらかっただろうな。

「全ては私の責任だ」とか思っていたんじゃないだろうか。

全部終わった後にリルルがのび太の元にまたやってきてくれるのが嬉しい。

無駄ではなかった抵抗

しずかちゃんとリルルが過去に戻って「神様」にお願いしたことで鉄人兵団は消えたけど、のび太たちの戦いは全然無駄じゃなかったよね。

湖の手前で戦っていなければ、鉄人兵団は鏡面世界から現実世界に行ってしまって人がたくさん死んだりしていただろう。

ドラえもん・のび太・ジャイアン・スネ夫があそこで戦って持ちこたえていたからこそ、しずかちゃん達のやったことが活かされたということが。

ドラえもんが言っていたように「やるだけやれば最後になるかあるかもしれない」というのが本当になっているところもうまい。

ロボットとか関係なく優しい

のび太もしずかちゃんも本当に優しかった。良い奴すぎる…!

リルルにとってのび太は「ジュドーの場所を教えてくれた人」に過ぎなかったけど、助けてくれた人には違いないからのび太だけは助けようとしたんだろうか。

リルルのそういうところも優しい…といえば優しいよね。

リルルが薬を飲まずに逃げ出してしまったことが分かった時も、のび太としずかちゃんはリルルを破壊するようなことに反対していた。

しずかちゃんはリルルを献身的に看病して助けていたし、そのしずかちゃんの行動がリルルの心を変えたきっかけだと思う。

「時々理屈に合わないことをするのが人間なのよ」とさらりと言える小学5年生いないよ…。

この言葉もリルルにとって大きかっただろうな。

地下鉄駅近くでリルルをみつけたのび太がリルルにショックガンを向けて…結局撃つことができなかったけど

あのシーンものび太の優しさが描かれてる。

リルルのことを敵だと思えず、そんなリルルにショックガンを撃つなんてできなかったんだよね。

リルルから「いくじなし!」と言われてものび太はそれで良いと思っただろう。

その後ロボットの親玉っぽいのに報告している時、のび太はどこかハラハラした様子だったのはリルルを心配してのことだったんだろうか?

それともこれからのことが心配だったから…だろうか。

細かいところ色々

夜の10時にラジコン対決を挑む

スネ夫の持つミクロスとのび太が拾ったザンダクロスの戦いを夜の10時に設定してくれるスネ夫はのび太の言う

「家ほども大きいロボット」

というのを信じたからなんだろうか。

夜10時に外に出て遊ぼうだなんて、勇気があるというかなんというか…w

突然現れたリルルも話しかける人がスネ夫達しかいないから聞いたのかな?

そりゃあんなに怒られるよね…w

鏡面世界は何をしても大丈夫

小さい頃に観て、鏡面世界のスーパーの中でみんなが好きなものをたくさん買って楽しそうに帰っているのを見てすごく羨ましかった。

空き地でみんなでバーベキューしているのもとっても楽しそう。

お金はいらないし、あの世界にはのび太たちだけしかいないからより楽しいよね。

なんだかんだ強いパパとママ

ジュドーのコンピュータが送り続けているジュドーの部品がドスンドスンと庭に届きまくっているのに、

パパたちへの説明が

「小さな地震が流行ってるんだって」

で済むところ笑ったw 日本ならではの説得すぎるw

ママはピーピーとうるさいコンピュータをバシバシ叩いたり物置にぶち込んだりしてるし、そういうところも強い。

いつ観ても色あせない面白さ

本当に面白かった…。

1時間半くらいの映画の中で無駄な時間なんて無かったし、とてもわかりやすい内容になっていたと思う。

演出に「原恵一」さんがいたけど、この人ってクレヨンしんちゃんの映画で監督をやっていた方じゃないだろうか。

こういうのみつけると嬉しい。

ザンダクロスはあの後どうなったんだろう…と思ったけど、博士によってアムとイムの設定を変えてもらったことでザンダクロスも消えてしまったんだろうな。

みんなずっとリルルと友達でいて欲しい。

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