鈴林です。今回のからくりサーカスのサブタイトル…フランシーヌって…フランシーヌって‥‥。
いやいやいや。絶対泣くやん。泣かなかったとしても辛い内容であることに変わりは無いから心して見るじゃん。
私の中の思い出補正との戦いの火ぶたが切って落とされたわ。
からくりサーカス 10話「フランシーヌ」
んんんんんんんんん!!!!
あーーーもーーー本当にごめん。いやマジでアニメ化してくれたことには感謝しかないの。これをきっかけにからくりサーカス好きな人も増えて欲しいし、どうなるのか怖いけど舞台化だっておめでたいと思っているの!
藤田和日郎さんもっと儲かって!!!!
でもさぁ…カットしてるとこぉおおおおおおお!!!
ああああああ!!
なんでこうサックリサックリ進んじゃうかなぁああああああ!!!
インとフランシーヌが再会したときにほぼ一番最初にする会話の
「あの子たちはどうなったの?」
「出てくる時にできる限りの金は置いてきた」
という会話が何故かすごく好きなんだよ。セリフは大体の記憶ね。この会話にフランシーヌの優しさがすごく詰まっていると思うの。自分は牢に入れられて体力もないし、ジンに連れ去られた状況なのにプラハに残してきたあの子たちのことが先に出るなんて…!
ってなる良いシーンってかあたしの中では好きなセリフなのに、ここカットじゃん。
というかフランシーヌを探してすごく歩きました、みたいな描写が無くて
割と簡単に会えたんじゃね?
ともとれる演出がもうなんか悲しい。
全然9年経った感じしないやんんんんんん!!!
仕方ないのはもちろんわかってるよ! 大人だもの!!
でもさぁ~~~! それでも悲しいの! だってからくりサーカス好きなの!!! 思い出補正溜まってるんだよ!!
インとジンの会話も淡々としてるように思えちゃうし、フランシーヌ死ぬまであっさりしてるようにも思えちゃうし、うわぁぁぁぁぁああああ!!!
漫画が一番よかったやん…
というアニメ化を喜べないめんどくさいファンになっているのを感じる! でも実際そう!
漫画が一番んんんんんん!!
でもアニメ化は嬉しい! 自分でもちょっとめんどくさいと感じる! 嬉しいけどでもアニメになると色々あっさりしすぎて悲しいんです!!
ジンの屋敷で勝手に部屋取って研究始める、という一文すらも無くてあたしはそれだけでもう引っかかりますよ。このままだと
9年経ったのに結局一緒の建物で研究しとるやんけ
ってならない?? ならないのかな?? もう曲がった見方しかできない。
なんかもう何もかもが唐突。ジンがフランシーヌと一緒にクローグ村を襲う時もなぁ~~なんかなぁ~~。もっとグロい感じ出してくるかと思ったけど表現のハードルーーーーーーー!
言ったらきりが無いし、それより今のアニメを楽しめと囁くあたしも居るけど…それでもなんか嫌なの!!
やだやだやだやだ!! パンタローネあっさり倒し過ぎじゃねぇかよ! もっと最古の4人が出てくるときは絶望感とかあって欲しかったよ! チャイナホーも来いよ!!
時間の関係で大変なのは重々承知しておりますが、これだとパンタローネうっかりさんみたいじゃん!!
パンタローネはもっと絶望感と共に現れる強い奴のイメージなの! 鳴海もお前あっさりしすぎだろ!
ちょっとすっきりしたw 後半は完全に駄々っ子みたいになったけど、素直な気持ち。
愛する人
フランシーヌはインと婚約の誓いを立ててすぐにジンに連れ去られてるわけじゃん。
漫画でもアニメでも思うけど…婚約はしたけど、1日しか、1日しか経っていないときに連れ去られて…そしてインに再会して「私の愛する人」って言えるフランシーヌがすごいと思う。
「愛する」って言っても、婚約は1日も経ってないし過ごした時間はジンの方が圧倒的に長いのに、それでも「私の愛しい人」って言えるフランシーヌはいったいどれだけインのことを考えて過ごしていたんだろうか。
もちろん婚約を申し込まれる前からインに惹かれていて、その時点で既に「愛する人」になっていた…ことも考えられるけど、仮にそうであっても会えない時間が9年。
そしてその間ジンと身体の関係もあっただろう。だからこその「この言葉の意味がわかるでしょう」というセリフ。それなのに「私の一番愛する人」って真っ先に言えるフランシーヌがすごい。幻かと思うほどに、いつもインの姿を思い描いていたんだろうな。
実際に幻を見てしまったこともあるだろうに、それでもジンを見捨てず心を注いでいたフランシーヌ。
「あのカーニバル覚えてる? 楽しかったなぁ」
のセリフが悲しいのが辛い。みんなで楽しかった最後の記憶があのカーニバルなのかな。
僕の欲しいものを全部奪っていった
ジンは壊れてしまった。それだけフランシーヌを愛していたということでもあるけど、ジンの中で「イン兄さんには勝てない」と深層心理で思っているところがあったんだろうか。
だから…フランシーヌが自分にも心を向けてくれていたことに気付けなかったのかな。
フランシーヌを連れて逃げた9年間。フランシーヌを殴って、力ずくで言うことを聞かせた9年。無理矢理襲って、体の関係を持って「これでイン兄さんとは結婚できないね。僕の妻だ」とか言ったりしたこともあっただろう。
でもそんなことをしても、というかどんなことをしても、フランシーヌはきっと優しかったしインを愛する気持ちを捨てなかったんだろうな。
だからジンはインを見て泣いたんだろうか。9年という月日をかけて一緒にいても、無理矢理に言うことを聞かせても、無理矢理体の関係を持って、それでもフランシーヌの一番はインだった。
フランシーヌを好きだからこそ、愛しているからこそフランシーヌの一番愛している人は「イン兄さんだ」ということがわかってしまうから、泣いてしまったんだろうか。だから「僕が先に好きになったのに」って言っちゃうのかなぁ…。
フランシーヌではないもの
あぁぁ…これまたサクッと‥‥始まりの事件なのに軽~く終わった感。漫画の方がワイは好きやで…。
23年経って、ジンがめちゃくちゃ老けてるところで時間の流れを感じるよね。クローグ村を襲っても、クローグ村のみんながゾナハ病になるところも…想像していたよりもあっさりと描かれててびっくりだったわ。
確か23年をかけて、ジンはフランシーヌ人形を作った。フランシーヌの髪の毛を培養して増やして、人形につけた。フランシーヌ人形が笑ってくれれば、と思ってフランシーヌが好きだった道化を作り、道化で笑わないからクローグ村を襲った。
それでも笑わないから…フランシーヌ人形を壊した。
人形を壊す、ということは…ジンも自分のしたことの虚しさをわかっていたんだろうな。わかっていながら人形を作り「あなた」と呼ばせた。本物ではできなかった従順なフランシーヌ。ジンのことを一番に愛してくれるフランシーヌを作りたかった。
でも笑わないフランシーヌはフランシーヌじゃない。だから壊した…のかなぁ…。
インが、しろがねが、アクア・ウィタエに溶けるシーンは好きだよ。インがあの世でフランシーヌに会えたのかはわからないけど、会えていることを願う。
リャン先生ぃぃぃ…
リャン先生とミンシアの心が交差するシーンが全部カットぉぉぉ…。
突然に自爆するリャン先生…。そして泣かずにあっさりと次の場所に移動する鳴海ぃ…。
くううううううう!! 仕方ないのはわかっているけどもぉぉぉぉぉぉ!! くそ! これだから大人は!!
パンタローネとの戦いもあっさりしてるし、リャン先生の死に際もあっさりしてるし、ミンシアは父親死んだのにセリフも少ないし、鳴海は恩師が目の前で爆発したのにあっさりと次に行くし…。
どこまであっさりするねん!!!!
前回カーニバルでの様子とかを細かく描いてくれたのは、なかなかの奇跡だった。
これからも見ます
文句言ってるけど、私はこれからもからくりサーカス見るよ。
キャラ紹介観たらジョージいるやん。お前…お前いたんか!! 病院には来てなかったから、サハラ砂漠から来るんですかね。いてくれてよかったよ…。
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コメント
愛する人のところのインとジンの名前が所々入れ替わっててモヤモヤした
え、ホントだ……!!!!
本マグロデュクシさん、ありがとうございます…!!!
確かにこれはモヤモヤしますね。。。
ほんとありがとうございます!!!!