鈴林です。
「きっとここからこんな風に進むんだろうな」という予想をことごとく裏切ってくる漫画だと思ってくる。
予想が分かったうえで裏切ってるところもあるんだろうけど、どういう人生送ってたらこういう話作れるんだろう…。
チェンソーマン 10話「もっとボロボロ」
涙は出てこない
デンジが「俺は心まで悪魔になってしまったのか？」って疑問に思ってるけど、そんなことは無いと思ってる。
デンジは元々他者に愛着を持ちにくいタイプなんじゃ…無いかしら。
家族みたいなのはポチタくらいしかいなかったわけだし、誰かに頼るように生きてこなかったわけだから「この人がいなきゃ！」と思えないのも仕方ない。
マキマが死んだら悲しむのは3日くらい、というだけでも多い方だとは思うな。
泣くだけが「悲しむ」だけではないし。
バカなりの知恵
マキマに連れられて岸辺に引き合わされて、これから修行が始まるかと思ったら始まらないからね！！ｗ
殺され続けるのに抗えってすごい状況なんよ。
しかも岸辺もマジで殺しに来てるのが怖い。
狙う場所がガチ。
悪魔・魔人だから死んでないだけで殺す意志が明確なところばかりを狙っている。
20回以上殺された後、デンジがおかしくなっちゃうのも仕方ない…。
幼児がえり？ のようになってしまうものなのかしら。
「頭を使って勝とう！」とはなってすぐに「頭が良くなってきた気がするぜ！」ってなるのがもうバカっぽくてかわいい。
そしてメガネを準備してちゃんとかけて戦うところがもうバカ。
謎の努力がかわいい。
岸辺の言う通り、敵の言うことをすぐに受け入れるのも…ダメ…。
だけどあの状況ならすぐ受け入れてしまうのもわかる。
「やったー終わりか～」ってなるよな！
復讐はやめない
アキが岸辺に会っていたら「最高だ」とかは言われなかったんだろうな。
アキは仲間が死んだら悲しいし、姫野にももちろん死んでほしくはなかった。
敵にも復讐してやりたいとは思っている。
呪いの悪魔に言われた「あと2年生きられる」ってのは…長いのか短いのかもうわからないな。
悪魔と戦って死ぬ予定なら長い方だよね。
何なら少し前に死んでいた可能性だってあるんだから、延びてよかった。
民間に行くのなら2年は短すぎるけれども。
姫野が妹にあてた手紙で、アキのことがしょっちゅう出てくるようになって「どうしたら辞めてくれるか」って書かれててうれしかっただろうな。
そして悲しかっただろう。
余計に未来の悪魔との契約に臨む理由になってしまうのが…姫野の思惑と逆になってしまう。
眼球の描き方が怖かった。
画像引用元：https://chainsawman.dog/episodes/#ep10
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