鈴林です。
この回で「金田一の決死行」は終わり。
漫画で読んだことがあったけど…マガジンってベタ(黒い部分)が多い印象なんだよね。
漫画で見た時の方がもっと…憎しみとか悲しさが伝わった気がする。
漫画の力はすごいわぁ。
アニメだとそこまで憎しみは感じなかった。
金田一少年の事件簿R 29話「金田一少年の決死行 File.4」
復讐のために生きる
じゅん君が生きてきた人生が辛すぎる。
ホテルの放火も…きっとじゅん君のお父さんがやったことなんだろうか。
だからホテル放火の報い、って言っていたのかな。
お父さんがそうだとしても、じゅん君がそうなる理由はないからね。
お父さんは、学生にひどく当たっていたかもしれない。
お金の亡者だったかもしれない。
でもじゅん君が閉じ込められる理由にはならない。
かつての写真で、イギリス領だったころの写真を見られたのがきつかったよなぁ…。
あれが無かったらバレてない、かもしれない。
人が腐っていく匂い、そして暗闇の中での生活。
ドブネズミを食べて、旧日本軍の食糧を少しずつ食べてなんとか生き延びて、旧日本軍の資料を読んで勉強して…。
辛いとか苦しいとかを越えた何かがあった、というのがもう壮絶だわ。
復讐をする、ということしか生きる術がなかったとも言えるよね。
そういう望みを持たないことにはどうしようもないってことかな。
残っていた金塊でホテルを買い取って、そしてレイチンさんを秘書として雇ったんだろうか。
自分もボーイとして入り込むことでレイチンやその周囲を観察…していたのかな。
人を4人も殺しはしたけど、情状酌量の余地が十分にあると思うんだよなぁ。
病院に入院したことで、やっとじゅん君の時間が動き出した。
成長しだした。28歳だけどずっと小さいままなのは悲しいもんね。
でも1か月で10センチも伸びるって…成長痛がすごそう。
鏡のトリック
あれを思いつくのがすごいしやろうと思うのがさすがだ。
明智警視は、刈谷親子の心臓が右にあったことに救われましたね。
普通の位置に心臓がある親子だったら死んでいたわけだし。
小さな世界の常識では、心臓は右にあった…か。
鏡を使って別々の部屋にいるのに、同じ部屋にいるように見せることができるなんてトリックを思いつくのがすごいよ。
自分の裏を赤く塗って赤い服の女を作り出すのも大胆。
結局高遠は逃げおおせたわけだけど…遺体は誰だったんだろうか。
別人にしたって誰かは知りたい…。
画像引用元:http://www.ytv.co.jp/kindaichi_r/files/file10_4.html
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