鈴林です。
新作放映おめでとう～～～～！！
まさか東映がハッキングされてアニメを作ることができなくなってしまうなんて思わなかった。
毎週新しいアニメ作品を観られるということは当たり前じゃないんだね。
そしてこの回…マジで神やった。
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 73話「炎の中の希望」
かつての仇との協力
ハドラーはアバンを殺した相手なのに、そのハドラーに「アバンの使途ならば」と教えられて希望を持つように諭されて
ハドラーが協力してくれたことでメドローアを撃つことができるようになるなんて…旅に出たばかりのダイとポップだったら想像もしないだろうし、話しても信用しないだろうな。
というかポップのMPめちゃくちゃあるよね？？
ヒャダルコ維持し続けるのもMP食うだろうに、さらにメドローアも撃てるだなんてMPどれくらいあるの？？ すごくない？
ポップの作戦を聞いて、ハドラーも協力してくれるなんて…もう何もかも驚きだよな。
ハドラーは「死体が動いたことに感謝しろ」って言っていたけど、ポップの作戦しかない、と思ったからこそ手を貸してくれたんだよね。
心の底からダイとポップを助けようと思ってないとできないことだ。
アバンが死んだ時に傍にいた弟子2人を助けるために、残り少ない命を燃やすなんて…もう…熱い展開すぎる。
お前が真の聖母だ
いやもうホントに…ポップは慈愛の神じゃん…。女神か？？（男なのは知ってる）
マァムなんて比較にならないくらいにポップが聖母じゃん。
こんなに良い奴いる？？？ いないよな？？？？（反語的な）
メドローアを撃った後はすぐにダイに捕まって脱出するはずだったのに、足が崩れて体勢を崩して倒れていくハドラーを見捨てることができなかったなんてもう…そういうところがポップだよ。
ダイもダイで必死だから、ポップがしがみついたかどうかは判断できないのも仕方ない。
マァムからしたら告白されてすぐ後なのに、ポップが炎の中に残ることになったのは言葉にできないくらいにつらいだろうな。
しかもポップは「すまねぇな」って自分が悪いかのように謝るだけ。
誰かへの恨み言も言わずに…！ 良い奴なんて言葉じゃ足りないくらいに女神。
ハドラーもそりゃ泣くよ。
ハドラーと親衛騎団のみんなに対して「俺たちと何がちがう？」って、アバンの使途たちと同列に語ってくれた。
ハドラーがポップ達を励ますように言った「アバンの使途ならば」という言葉が、ポップによってそのまま親衛騎団にも反映されるかたちになったはず。
今回はポップ達が勝利したけれども、勝ち負けの問題ではなくそれぞれ「やるだけやった」結果が今だと言っているようだった。
武士…というか戦士の誇りを持ったハドラーからしたら、最大の賛辞だしそんな男を死にゆく自分と一緒に死なせてしまうのはさぞかしつらいことだろう。
最初にハドラーと相対した時は鼻水垂らしてめちゃくちゃ怖がってた男がここまでになるなんて、ハドラーは全く考えてなかっただろうな。
最高。
キルバーンにとっての「ポップの死」の価値
バーン様もちょっとムスっとして「こういう勝ち方嫌いなんだけど」と見えなくもない。
でもキルバーンにとっては一番厄介な魔法使いポップを殺せることは喜ばしいことなんだよな。
ポップがすごく評価されていることは嬉しい。本当に嬉しい。
あのキルバーンが「成長度合いで言えばダイ以上」とまで評価しているのが本当にすごいんだよ。
ポップは「人間ってこんなに成長するの！？」ってくらいに成長してるんだよね。
どうやったらあんな風になれるのかわからないくらいに成長してる。
ワイン飲んで乾杯しちゃうくらいにはポップは手ごわくて面倒な「敵」ということよね。
そこに私はいません
「千の風になって」という歌をつい思い出してしまったｗ
もっと早く来てくれません！？
という気持ちはあるけど、仕方なかったんや…そうだよな！？
もうMPも無くて、ハドラーと一緒に死ぬしかないけど
「一緒にアバン先生がいるあの世にいこうや！」
って潔く言うポップかっこいい。聖母だけどかっこいい。
そしてアバン先生がゴールドフェザーを投げて五芒星（的な魔方陣）作って助けてくれたおかげで、ポップ達の灰を観なくてすんだ。
ポップが消えてしまう、という時にダイもヒュンケルもマァムもレオナもゴメちゃんも、みんな悲しんでくれているのが個人的にとても好き。
マァムの「泣きながら叫ぶポップの名前」もすごい好き。
ハドラーとポップが「本当にアバン（先生）なのか…？」ってなるのは仕方ない。
キルバーンとかザボエラという変化球の攻撃をしてくる敵もいるし、すぐに信じたのではやっていけないし。
でも敵だったらあの炎を消す必要はないんだよね。
ハドラーの最期
ハドラーはアバンの使途であるポップには素直だったけど、ずっと戦ってきたアバンに対してはちょっとツン気味なの良いな。
（ツンとかそういうこと言ってる場合ではないけれども）
アバンを刺すかと思わせて、キルバーンの気配を察知して攻撃してくれるの…すごく優しい。
あの時点ではまだ本物のアバンかどうか信じてなかっただろうけど、キルバーンが暗殺しにくるくらいだから「本物」だと信じたのかな。
ハドラーはアバンを殺して無かった。
アバンの使途たちの仇にはなっていなかった。
そしてかつての敵でもあるアバンの腕の中で死んでいくとは…贅沢だ。
ハドラーにとってこれ以上ない最期だったんじゃないかしら。
自分を見捨てられず一緒に死のうとしてくれた男と、かつて殺したと思った男に見守られて灰になっていったハドラー。
ポップに「お前も仲間だった」と言われて嬉しかっただろうな。
画像引用元：https://www.toei-anim.co.jp/tv/dq-dai/episode/summary/73/
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