鈴林です。
この回でデビルビリーバー編…というの？ が終わりなのか…。
本編と争うくらいに重い話になったんじゃないだろうか。観ていたちびっこついてきてる？
大人はなんとかついていっています。もっと伸ばすかと思ったけど、終わり際までなんと面白い…。
アニメオリジナルはいつまでも引き延ばして、そして面白くないというこれまでの常識を覆す話だった。
ブラッククローバー 148話「闇を照らす光になる」
こ、これは百合…！
まさかブラッククローバーに百合が出てくるなんて、多様性の時代すげぇ。
女同士だから好きになった、とかじゃなくてダズーだから、ボゥだからああやって想いを寄せるようになったんだろうな。
あの街で初めて自分を認めてくれた人、受け入れてくれた人、否定しない人だから…というのもあるし自分の力を受け入れてそれでも前に進もうとしているところに惹かれたのかもしれない。
しかし…前半であんなに百合が描かれると思ってなかった。
前回ちょっとだけ
百合っぽいな…
とは確かに思ったけど想像以上にがっつりじゃん！
百合尊い～～～。良いね！ ブラッククローバーの評価爆上がりだわ。
一度だけ私たちを信じて欲しい
ノゼル兄さま初期の頃と別人じゃないですか？ いつ頃そんな風になったの？
初期はもっと嫌な奴かと思ってたけど、全くそんなこと無いじゃん。人格のできた人になって…。
ダズーの魔法はすごいな。元気玉じゃん。
元気玉のようなものをまさかブラッククローバーで観ることになるとは思わなかった。魔力を集めることができるってすごいな。
しかも魔獣を呼び寄せるくらいってことは…もしかして魔獣の魔力もちょっと集めちゃったりしたのかな？
だからあいつ来たんじゃね？？
あの魔獣完全にボスキャラだったけど、魔法騎士団の団長つえぇ～～～。
そしてかっこいい～～～～！ 話し合ってないのに自然と連携しているところがまたかっこいい。
フエゴレオン団長に攻撃が集まっている時にノゼルが攻撃、その後ヤミ団長も攻撃してノゼルがスマートに足場になるような魔法を出し…その足場を使って攻撃…。
団長かっこよ！！！！ つよ！！！
転生エルフたちが残した跡はこんなところにも影響が出ているんだろうか。こんな団長共闘シーン本編でもなかなか見られないぜ。ラッキー！！！
魔獣を呼び寄せたことで「俺らいけるんじゃ！？」って気分になったのに、魔法騎士団はみんな助けてくれるし超強そうな魔獣も倒されちゃうしで民衆の心は折れた…ところで
ヴァンジャンスとダムナティオが登場するとは。
アスタが「ふくよかな人！」と呼んでいた人の魔法便利。
アスタも「太ってる人」じゃなくて「ふくよかな人」と表現を選んでいるところが優しいかわいい。いい子や…。
ブラッククローバー公式ツイッターより
そこからデビルビリーバー団体への説得が始まったけど、色々意外だった。
もっと魔法騎士団員たちの声は聞きいられないかと思った。
でも…王族があそこまで来て頼み込むことで…ヴァンジャンスが過去を打ち明けてくれたことでみんな信じてくれるんだね。
「一度だけなら」と信じてくれるんだ…。
お人よしだな、とも思うし、優しいな、とも思うし…それだけそれまでの魔法騎士団へのイメージは悪いものだったんだな…とも思う。
王族・貴族があそこまで平民にお願いする場面なんて無いだろう。
それも「罪に問わない」と言ってくれる。罪にも問わず、このまま家に帰って良いという。
更に格差や差別を失くして見せるから信じて欲しい、とまで平民に言ってくれる。
確かゾラはロイヤルナイツ選抜の時にどっかの魔法騎士団ぶっ飛ばして無理矢理入ってたけど…あのぶっとばされた魔法騎士団員、副団長なのに民を虐げていたし…
魔法騎士団員、そして貴族、王族へのイメージはあのぶっ飛ばされた副団長くらいなのが一般的なのかもしれない。
世間的に「英雄」とされているヴァンジャンスに王族のノゼルとフエゴレオン。
フエゴレオンは「ヴァーミリオン家の名にかけて」とまで言ってくれたから…だから信じて戻ったのかなぁ。
あの場は戻ってくれてよかったけど、これからが大変だろうな。
格差や差別を失くすのは言う程簡単じゃない。
これまで「下がいる」と思って安心していた人たちに
「下の人間などいない」
と説明して理解してもらうのはものすごい時間がかかりそう。
福沢諭吉の言葉かなんかに「天は人の上に人をつくらず」ってあった…気がするけど、福沢諭吉の言葉だって今現在日本人に染みわたってるとも言えないし根付いているとも言えない。
わかりやすく表に出さないようにするだけでも、まずは大変だろうな…。
がんばれノヴァクロノ！！！！！
私たちの行き先は私たちが決める
ダムナティオが来るくらいだし「断罪だ」と言うくらいだから…てっきり殺してしまうのかと思った。
あの天秤魔法によって雪山が血に染まってしまうのか、と思ったけど…
まさか国外追放にするとは。
あの天秤って意図的に罰変えられるんだ。なんか自動で決まるものだと思ってた。魔法だしそうですよね。
国外追放という罰にすることで、意図的にダズー達デビルビリーバー幹部の望みを叶えた。
もし連れて戻ったとしたら、誘拐も人殺しも扇動もしているし処刑とか罰を与えないわけにはいかない。
彼らが大嫌いなクローバー王国で、クローバー王国の罰を受けクローバー王国で死ぬしか無くなってしまう。
クローバー王国に絶望させてしまった責任を取る…という意味も含めての「国外追放」なんだろうか。
魔法帝の決定かな？ ダムナティオ個人の決定かな？
ダムナティオは部下が殺されてるから彼らに対してものすごく怒っているかと思ったけど、そうじゃないんだね。
まぁ…カブレ達は…自業自得なところ…あるしね…。
ダズーもすんなりグリモワールを返してくれて…しっかりわかりあった、というわけでは無いけど…一応は和解…のようなものができて良かった。
復讐の炎は消えない
この終わり方すごくない！？
こんな意味深な終わり方して、これアニメオリジナルだよ！？ レベルがたけぇ～～～～～！
だろうな、とは思ったけど…ダズーはやっぱり夫と姑を殺していたんだね。
あいつらはダズーを馬鹿にしているのを態度にも表情にも出していたと思うけど、あれで「出していなかった」言うなんてダズーは優しいな。それだけ「教育」されたんだろうか。
夫が言った言葉は「早く助けろ、役立たず」か。
助けて欲しいくせになんてこと言うんだよ。
そしてその後のダズーの「あんたたちなんて死んでしまえばいいのよ」というセリフと演出…。
神がかってた。
うまく言えないけど…すごかった。かっこいい…とも違うしきれい…とも違う。
すごかった。あんな風にじわじわと黒く染まっていくところを描けるなんてすごい。アニメすごいなぁ。
ダズーはあいつらを殺しても、それでも復讐の炎が消えないんだね。
それだけ彼らにいじめられた年月が長かったし、いじめられた割りにあいつらはあっさりと死んでしまったからだろうな。
ダズーとボゥは、デビルビリーバーたちはスペード王国に着けたんだろうか。
着けなそうにも見えるし…着けたかもしれない。
スペード王国に着いたとして、すぐ殺される可能性もある。クローバー王国からのスパイと思われても仕方ないし。
これから先の展開で…ダズー達が出てきて「彼らがどうなった」のか、ほんのちょっとで良いから描いて欲しい。
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